台在住の村上日菜子さん(法政第二高1年)、明日香さん(山崎小5年)の姉妹が囲碁の全国大会に出場する。初めての全国大会出場だが、「対局を楽しみながら、勝ち進みたい」と村上姉妹は口をそろえる。
姉・日菜子さんが出場するのは、8月17日からの3日間、東京都で開催される「第45回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会全国大会」。6月の県大会を2位通過し、初の大舞台を決めた。
現在四段の日菜子さんが囲碁を始めたのは、小1の時。父親の勧めで参加した体験教室で、対局に勝つ楽しさを知ったことから、西鎌倉こども囲碁教室に通うようになった。より強い相手と研鑽を積むため、本郷台囲碁クラブ(横浜市栄区)へ。「手堅く打ち、ヨセで逆転を狙う」のが得意といい、全国では「その場の空気に圧倒されることなく、楽しんで勝ちたい。予選突破が目標」と意気込む。
妹の明日香さんが出場するのは、8月20日・21日に東京都で開催される「第42回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会」。6月の県大会で3位となり、全国への切符を手にした。
姉の後に続き、西鎌倉の教室の門を叩いたのは小2の時。「対局ごとに棋譜が違う面白さ」にのめり込んだ。現在は本郷台のクラブとみなと囲碁将棋クラブの2つに通い、腕を磨いている。また、現在は三段だが、六段以上の実力等が必要な「院生」を目指しているという。全国大会では「対局を楽しみ、少しでも多く勝ちたい」と話す明日香さん。
村上姉妹がこの夏、各地の強者たちが集まる大舞台で力を試す。
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