茅ヶ崎版 掲載号:2012年12月28日号
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第9回「下町屋」 茅ヶ崎の轍(わだち) 協力/茅ヶ崎市文化資料館

関東大震災の液状化現象で出現
関東大震災の液状化現象で出現

 下町屋は、現在の国道1号線(東海道)の鳥井戸橋を西に渡った辺りに位置します。東海道が村の中ほどを東西に走り、小出川は村の西側を北から南方面へ流れ下っていました。民家は東海道の両側に並び、南側は水田、北側は畑、そしてさらに北側と小出川沿いも水田が広がり、人々の生活の糧は農業でした。

 国道1号線と小出川が交差する下町屋橋の近くに、旧相模川橋脚が保存されています。これは1926(大正15)年に国史跡に指定されました。源頼朝の家臣・稲毛重成が先立った妻の供養のため、1198(建久9)年に相模川に架けた橋の橋脚と考えられています。

 下町屋の地名が文字に現れる最古の記録は、室町時代である1470(文明2)年の熊野神社(和歌山県)の文書です。「ふところしましものまちや…」と記されています。地名の由来について、古老の話では「相模川の東岸にあたり、町屋があったからだ」と言われ、また大正時代の頃まで「清水屋」「はしもと屋」という茶屋があったそうです。東海道沿いにそれらが並んでいたことから、町屋と呼ばれるようになったのではないかと思われますが、はっきりとしたことはわかりません。

【参考文献/茅ヶ崎市史1】
 

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