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「オリンピックの申し子」 陸上・吉村玲美さん

スポーツ

掲載号:2020年1月1日号

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五輪を狙う吉村さん =大東文化大・東松山キャンパス
五輪を狙う吉村さん =大東文化大・東松山キャンパス

 陸上を始めて3年余りで日本のトップに立ち、日の丸を背負って世界陸上にまで出場した美住町出身の吉村玲美さん(大東文化大1年)。3000m障害で東京五輪を狙う女子陸上界のホープに迫った。

 昨年9月、カタール・ドーハで開催された「世界陸上」のスタートラインに、吉村さんは世界トップレベルの選手たちと肩を並べて立っていた。世界陸上の参加標準記録は突破できなかったものの、それまでの大会の結果が評価され、3000m障害では日本人唯一の出場を果たした。

 ジュニア時代も含め、日本代表のユニフォームを着たのは初めて。予選敗退した世界陸上は、「強い選手ばかりで大きな壁を感じました」と振り返る。一方で、世界陸上に出場したからこそ得られたものもある。

 ハードルを越えながら走る3000m障害では、ハードルの上に足を着く選手と、飛び越える選手がいる。吉村さんは前者だが、世界の選手たちは足を着かない。そのため、ハードルのたびに差をつけられ、「レベルの差を肌身で感じることができた」。カタールから帰国後は、五輪の出場権獲得に向け、足を着かないハードリングに取り組んでいる。

3年半で急成長「突っ走るだけ」

 浜須賀中学校ではバスケットボール部だった。その頃から持久走が得意で、父親と縁のあった白鵬女子高陸上部・佐野純監督(61)のもとで陸上を始めた。長距離の強豪で知られる同校でメキメキと力をつけ、3年時にはインターハイで1500m6位、3000m7位に入賞。練習の一環で出場していた3000m障害のレースでは、日本高校記録(10分7秒48)まで打ち立てた。

 大学は、佐野監督とのつながりで外園(ほかぞの)隆監督(64)が女子長距離の指揮を執る大東文化大に進学。「指導者に恵まれている」と語る吉村さんは、昨年6月の日本選手権・3000m障害を大学1年生にして制覇。翌月にベルギーで行われた大会では、20歳以下の日本記録となる9分49秒30をマークした。

 陸上歴3年半で日本の頂点に登りつめ、走るたびに記録を伸ばして世界陸上まで辿り着いた。「ここまで順調すぎる」と少し不安をのぞかせる19歳だが、半年後の東京五輪へ迷いはない。参加標準記録(9分30秒以内)に向け、「突っ走るだけ」と力を込める。

 大東文化大を大学トップレベルに引き上げた外園監督は、選手たちにキャッチコピーをつけている。吉村さんに対し、「人には天命があると思う。これまでの選手にこの言葉を入れたことはない」。

 そのコピーは『“オリンピック”の申し子』。

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