国内での新型コロナウイルス感染が広がる中、茅ヶ崎市保健所は本紙取材に対し、茅ヶ崎・寒川管内の医療機関での罹患者は発生していないと明らかにした。3月2日正午時点で、管内の新型コロナ感染の疑いがある17人に検査を実施したが、いずれも陰性だった。
市は、感染が疑われる住民を適切な医療機関につなぐため、2月7日に市保健所に電話相談窓口として「帰国者・接触者相談センター」を設置。3月1日までに「発熱があるが、どこに受診したらよいか」「感染が不安」といった問い合わせが382件寄せられ、日に日に相談件数は増えているという。
市によれば、発熱や息苦しさがある場合はまず掛かりつけ医を受診し、医師の判断により、さらに詳しい検査が必要な場合には市内2カ所の医療機関に設けた「帰国者・接触者外来」へとつなぐ流れとなっている。市は「過剰に心配せず、マスク着用や手洗い、消毒、咳エチケットの徹底など、通常の感染症予防対策に努めて」と話す。
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>