茅ヶ崎市は大規模災害時の廃棄物処理力を強化するため、(一社)SDパートナー支援協会(巌本博代表理事)と9月8日、「地震等大規模災害時における災害廃棄物処理の協力に関する協定」を締結した。茅ヶ崎市が金属リサイクル業界団体との協定締結は初めて。
協定の支援内容は、市の環境事業センターで処理できない処理困難物の処理や、災害廃棄物の仮置場の提供など。同協会は県内外に複数の処理ルートを持ち、大規模災害時にも持続的な支援が可能となる。
これまで市では、大量に発生した災害廃棄物を処理できない事態が予想されていた。市内萩園のリサイクル業者・株式会社サトウ(佐藤則夫代表取締役)が、同協会の正会員であることから、今回の協定締結に至った。
松岡和人副代表(56)は、「協会としても自治体との協定締結は全国初の取り組み。地域と密接に関わり合ってきた地元企業を通じて、復興支援などに貢献できたら」と話した。
佐藤光茅ヶ崎市長は、「近年の風水害など、いつ何が起こるかわからない。行政だけでなく地域と連携を取りながら対策を進めたい」と話した。
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