茅ヶ崎商工会議所は、コロナ禍で影響を受ける市内事業者を応援するため「Buy & Eat Local」キャンペーンを企画した。
このキャンペーンは、市民や地域の事業者が稼いだ「価値」を地域外に流出させることなく、地域内で循環させることで新たな消費を生み出す「地域経済循環」を目標としたもの。
市民の方々に改めて「地域での経済循環の重要性」を考えもらいたいと、茅ヶ崎市が実施するロコチケットと併せて展開、ロコチケットと同様の10月1日から来年2月14日(日)までが期間となる。キャンペーン期間中、ロコチケットが利用可能な店舗に「Buy & Eat Local」のポスターが貼り出される。
また、来年2月9日(火)には市民文化会館で地域経済循環についてのシンポジウム「茅ヶ崎地域会議」も開く予定。
市内事業者から期待の声も香川の花政さん
コロナウイルスの影響でお客様が減ってきているのが現状です。
地域のみなさまが地域のお店でお買い物をしていただいて、地域ならではの魅力を再発見していただければと思います。
ふらっと立ち寄っていただき、買い物をしていただければと思います。皆様のご来店心よりお待ちしております。
市・商連・会議所でタッグ
キャンペーンを推進するため9月14日に茅ヶ崎市役所で、市長と市内経済団体の代表が一堂に会して地域の経済循環について語り合う座談会が開かれた。
会談には、佐藤光茅ヶ崎市長、亀井信幸茅ヶ崎商工会議所会頭と同会議所商業部会の山本泰然部会長、茅ヶ崎市商店会連合会の小林健二会長が参加、地域での協力体制が再確認された。
◆ ◆ ◆
亀井 BuyとEat、買って食べる。できることだと思います。どうしたら地域でお金が循環するのか。コロナ禍の今が考える機会だと思います。一人ひとりの価値観とか考え方がまちをつくっているんですよね。自分の行動がどのようにまちの役に立っているのかを考えてもらうと、小さな行動が自分の達成感や充実感になって豊かな人生が送れると思います。
佐藤 おかげさまでロコチケットは好評をいただいています。お店側としても、1万3000円はあくまで呼び水であって、そこからお店にもっと広げていっていただきたい。いろんな工夫をしてもらいたいです。
山本 商工会議所で実施したアンケートによると、80%の事業者に影響がある、もしくは今後新型コロナの影響が現れてくるというデータも実際に出ています。今が本当に手を打つ時期なんだという気がしています。
小林 コロナで一番困っているのは、コミュニケーションがとりづらくなったこと。地元のお店屋さんはコミュニケーションで成り立っているところがあります。こんな時期だからこそ一人ひとりのお客様を大切に。今だから基本に返って商店街全体を盛り上げたいと思います。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>