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公開日:2026.10.16
乳がん啓発 街がピンクに 茅ヶ崎・寒川各所でライトアップ
毎年10月は「ピンクリボン月間」。乳がんの早期発見や早期治療を啓発する取り組みが、全国の自治体や市民団体、企業などが中心となって実施されている。
神奈川県内では10月1日から31日まで、「ピンクリボンライトアップinかながわ2026」が開催されており、県内100カ所以上の施設などが協力している。茅ヶ崎市と寒川町でも茅ヶ崎サザンCやBRANCH茅ヶ崎、寒川町役場南分庁舎など、全7施設がピンク色にライトアップされている(サザンCは31日まで、寒川町役場南分庁舎は19日に実施、そのほかの場所は終了)。
「早期発見がカギ」
同イベントを市などと共催するのが、茅ヶ崎市と寒川町で活動する「乳がんサポートちがさきAkala」だ。地域の乳腺外科や在宅診療の医師、看護師などのメンバー約40人で構成され、これまでに乳がん啓発イベント、患者や家族への情報提供などさまざまな活動を行ってきた。団体の代表で医師の引野雅子さんは「乳がんは早期発見がなにより大切。ピンクリボン月間を機に、一人でも多くの方に検診を呼びかけ、『自分ごと』として捉えてもらえれば」と話す。
乳がんは女性のがん罹患率のなかで最多となっており、女性の約9人に1人が罹患するといわれる。30歳代から罹る人が増加し、40歳代後半から最初のピークとなることから、引野さんは「仕事や子育て、介護などで『自分のことを後回しにしやすい世代』に多く発症している」と述べる。一方、早期発見、治療を行うことができれば、10年後の生存率が90%を超えるという。
受診率は10%以下
25年度に茅ヶ崎市が実施した乳がん検診の受診者数(人間ドッグ、職域検診は除く)は、対象者4万2255人に対し4031人(受診率9・5%)で、寒川町は対象者8166人に対し673人(同8・2%)にとどまっている。同市健康増進課は「勤務先で受診をする人も多いが、全対象への個別通知や集団検診の実施を通じ、受診率の向上を図りたい」としている。
茅ヶ崎市では、乳がん検診が含まれる「がん集団検診」を同市保健所(茅ヶ崎1の8の7)で11月7日(土)、12月13日(日)に実施する。寒川町でも年内は同町役場健康管理センター(南分庁舎内、宮山144の1)で11月19日(木)、12月18日(金)に実施される。申し込み方法や時間は各ウェブサイトから。
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