寒川町役場と中央公園に、来月にかけて電動アシスト付き自転車のポートが新設される事になった。観光協会のレンタサイクル(寒川駅前)と合わせ、マイカーを使わない観光周遊の後押しになりそうだ。
新設のレンタサイクルは県の実証実験で、寒川のほか鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・平塚・大磯・二宮を加えた4市3町に277台分のポートを設置する計画。運用や充電、運搬などは民間2社が担う。2022年まで実施し、観光客だけでなく地元住民の足としての活用も図る。8月30日には茅ヶ崎の柳島スポーツ公園で運用が始まった。
利用者層などデータ蓄積も
県の実験は貸し出し・返却拠点が36カ所と多く、たとえば寒川から借りて鎌倉市、二宮町などで返し、電車で帰宅するパターンや、湘南海岸沿いから寒川に自転車を使うこともありうる。利用時間に制限はないものの、アシスト用バッテリーは切れる可能性がある。
料金は15分60円単位で使うパターンと、24時間千円の2種類があり、使いたい場合は携帯電話のアプリから申し込み、暗証番号を使って開錠する仕組み。県は今後蓄積される利用者層や距離、時間帯といったデータも重視しており、観光振興などに活用するという。
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