住基台帳人口移動報告(2020年)が公表され、寒川町への転入や町外への転出など、人口移動が前年より減った。その中でも、都内からの移住は増加。コロナ禍による生活スタイルの変化も影響したと思われる。
ここ数年は寒川への転入数は転出数よりも多く、人口は増加傾向にある。中でも隣接の茅ヶ崎や藤沢からの転入が際立つ。2019年は都内への転出が多かったが、2020年になり増加に一変した。平塚市は寒川からの転出が3年連続で多かった。
隣の茅ヶ崎市も2018年に比べ転入転出規模が約千人減った。茅ヶ崎は藤沢市や横浜市との人口移動が大きいが、2020年は寒川町同様、都内からの移住が顕著に表れている。
町内の不動産によると、寒川は茅ヶ崎などに比べて土地の値段が安く、同じ予算でも建物に予算をかけやすいこと、適度な自然が残っていること、広い公園があるといった点が評価されているという。ここ1〜2年でリモート勤務も増えたせいか、新築住宅の間取りに仕事部屋を設けるケースも珍しくなくなった。
町内には圏央道ICやJR相模線各駅もあり、都内や横浜へのオフィス通勤が復活しても通いやすい立地が着目されているようだ。
寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
<PR>