模擬葬儀専門学生が挑戦 「W杯葬」など独自の設営考案
葬祭ディレクターを目指して日本ヒューマンセレモニー専門学校(八重咲町)で学ぶ学生が5日、実際の式に見立てた模擬葬儀を明石町のサカエヤ・ホールで行った。
2年生が施行スタッフや司会、故人、遺族などに扮し、通夜式と告別式の進行に挑戦。見学に訪れた家族や同校に通う学生らの前で、本番さながらの式を執り行った。
告別式を担当したグループは、サッカーが好きだった19歳の男性を故人に見立て、サッカーW杯をテーマにした無宗教葬を企画。各国の国旗や応援グッズを飾り、競技にちなんで式を前半と後半に分けたり、開始の合図をホイッスルで知らせたりと、学生らしい発想を盛り込んでオリジナルの葬儀を形にした。
通夜式の司会を務めた寺田広太さんは「緊張して練習通りにできないところもありましたが、ご葬儀の厳粛な雰囲気を知ることができ、とてもよい経験になった」と話していた。
2年生は10月からインターンシップに臨み、実際の葬儀社で実務を学んでいく。
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