平塚市は、人生100年時代を展望したまちづくりを本格的に進めるため「100年ライフに向けた政策ビジョン」を策定し、3月25日に発表した。スマイル100歳社会の実現を目指し「全庁的に取り組む」としている。
平塚市の100歳以上の人口は平成の30年間で約38倍に増加。人口は減少傾向にあるが、高齢者人口は増加が進み2040年頃にピークを迎えると推定した=表。介護離職や健康問題、住まいのバリアフリー化、老後の生活資金など2040年に平塚市が解決すべき課題を整理し、今からできる取り組みを推進するという。
「元気で長生き」「多様な役割を担う」「外出と交流促進」の3つを柱とし、「高齢者が多くなっても安心できる生活基盤のもと、高齢者がもつ豊かな経験や知識にけん引されながら、元気で長生きができ、仕事や社会貢献活動、趣味活動などで役割を担い、仲間と出会い・つながることができるまちづくりを目指す」としている。
また「40歳」を人生の転換期としてとらえ、100年時代に向けた準備を推進。健康づくりにインセンティブを付与する、大学と連携して必要に応じて学び直す「リカレント教育」の始動など具体的な内容も盛り込んだ。
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