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公開日:2021.12.09

湘南ベルマーレ
残留争い、虎口を脱す
クラブ初の5季連続J1

  • 残留を決め、喜ぶベルマーレのメンバー(提供写真)

 湘南ベルマーレのJ1第38節(最終節)が12月4日に大阪で開催され、ガンバ大阪に0対0で引き分け、別会場で徳島が広島に敗戦した。この結果、規定によりベルマーレのJ1残留が決定した。

 16位・湘南ベルマーレ(勝ち点36)、17位・徳島ヴォルティス(勝ち点36)、15位・清水エスパルス(勝ち点39)の3クラブで残留を争う最終節となった。

 得失点差の関係で勝利さえすれば残留が濃厚なベルマーレは、立ち上がりから積極的に攻めるもゴールには結びつかず。後半に入っても得点を奪取できず、スコアレスのまま試合終了。ベルマーレは勝ち点を37に積み上げるに留まったが、他会場で徳島が敗戦。勝ち点36の徳島が17位で降格し、ベルマーレはJ1残留を果たした。

 試合後、11月23日に急逝したMFオリベイラ選手のユニフォームを、大勢のサポーターに向かって掲げるMF田中聡選手の姿があった。来季はクラブ記録を更新するJ15年目を迎える。

山口監督も続投

 ベルマーレは6日、山口智監督の来季続投を発表した。山口監督は「最終戦での残留確定という皆様にとっても非常にもどかしい成績となってしまったが、選手をはじめチームは常に前向きに取り組んできた。来季も新しいものにチャレンジし、ワクワクするサッカーをお見せしたい」と意気込みを語った。

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