大磯テニスアカデミーの川口泰明さん(30)と小西優奈さん(13)が、第54回平塚テニス選手権大会一般シングルスで優勝した。
平塚市テニス協会が主催し、同市と大磯町などのテニスクラブから男女各32人が参加。上位入賞者に与えられる県大会の出場権をかけて争った。
川口さんは前年の選手権でベスト8に終わり、雪辱を期した大会。決勝では、アカデミーで共にコーチとして指導している大学生選手との同僚対決を制した。「かつての教え子でもあるので、負けられない気持ちと(相手の成長に)うれしさもありました」と、3時間に及ぶ長期戦にもつれ込んだ一戦を楽しんだ。
19歳からアカデミーのコーチとして活動し、現在は伊勢原市で鍼灸院を経営しながら全国の大会に参戦する川口さん。日本テニス協会のランキングで130位台につけ、2桁台の順位を目標にトレーニングに励む。
小西さんは、ベスト4入りした前回を上回る成績を残し、目標だった県大会出場を果たした。
小学1年生で始めたテニスに5年生の頃からのめり込み、昨年1月に伊勢原のスクールから同アカデミーに移籍した。全国を舞台に戦う先輩プレーヤーなどと同じ環境に身を置くことで、持ち前の攻撃的なテニスに磨きをかける。
以前出場した関東大会では1回戦敗退を喫したが、「練習のおかげで昔よりも力がついてきた。3月の県大会に勝って関東に進み、全国出場につなげられたら」と抱負を語った。
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