住民総参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2019」が、5月29日に全国119の参加自治体で行われた。昨年に続き2回目の参加となった大磯町は、対戦相手の北海道美唄市と1日に15分以上の運動をした住民の参加率を競い合い、参加率31・3%(昨年は32・2%)で敗れた。
58市1区46町14村がエントリーし、全国で約306万人が運動やスポーツに汗を流した今年のチャレンジデー。5回目の出場だった美唄市は、人口約2万2千人のうち42・1%が参加して大磯に勝利を収めた。なお近隣では伊勢原市が参加率67・9%、松田町が67・6%、山北町が60・2%と高い参加率を獲得したが、いずれも対戦自治体に敗れている。
敗退した自治体は庁舎に対戦相手の旗を1週間掲揚するルールがあり、大磯町役場にも翌日から美唄市の市旗が翻った。
名監督が卓球指導
実行委員会が18のプログラムを用意した大磯町。国府中学校の体育館では、北京五輪で卓球日本女子代表監督を務めた近藤欽司さんを講師に招いた卓球教室が開かれ、約60人が参加した。
参加者に「年齢に関係なくできるのが卓球の良い所。上手くなればもっと楽しくなる。それには基本が大切」と語りかけた近藤さんは「皆さん、(福原)愛ちゃんより上手ですよ。…ほめ過ぎかな」などとユーモアを交えながら、ラケットの持ち方やスマッシュの打ち方などを指導。教室に参加した国府中学校卓球部の3年生女子は「指示がとてもわかりやすかった。日頃の練習や試合で役立てたい」と感想を述べた。
担当の大磯町スポーツ健康課は「残念ながら敗れてしまったが、このイベントをきっかけに運動の習慣化につなげ、元気なまちづくりを進めていきたい」と話している。
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