「しょうなんトマト」の名で、かながわブランドに登録されている地場産のトマトの出荷が始まった。
平塚市大島の生産者、清田哲司さん(57)のハウスでは、赤く色づいた大玉トマトがたわわに実り、収穫作業に大忙し。昨年秋ごろの日照不足が影響し、例年よりも収穫時期は遅れたが、清田さんは「丹精込めて作りました。品質は例年通りです」と話している。
「しょうなんトマト」は、みずみずしい甘さで人気があり、同市内では17軒の生産者が栽培している。900坪ある清田さんのハウスには、180cmを軽々超える青々とした苗が育ち、花から花へと花粉だけを集めて飛び回るハチが受粉作業をお手伝い。収穫は6月下旬まで続く見込みで、清田さんは、県内市場などにおよそ40トンの出荷を予定している。清田さんによると、「生で食べるのが一番美味しい」と勧め、「サラダに添えて、『美味しい』と言ってもらえるのが何よりも嬉しい」と話していた。
「しょうなんトマト」はJA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(同市寺田縄)で購入できる。
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