ベルマガ通信 晴天の秋空に友と別れ 徳島戦惜敗、残留決定は最終節へ
11月23日明るく陽気なブラジレイロがこの世を去った。湘南ベルマーレMFオリベイラ選手はまだ23歳。彼には5歳の愛息がいた。
彼のSNSに投稿された現地のニュースは夜深い時間ながらサポーターを激しく動揺させた。決して主力選手ではなかったが、ルヴァンカップなどで出場機会を得ては、日本で成功を夢見た道半ばの訃報だった。
Jリーグは多くの試合会場で、そして湘南ベルマーレフットサルクラブでも黙祷が捧げられた。
同じブラジル出身でスタメンのウェリントン選手は、黙祷の後あふれる涙をこらえきれなかった。
この日試合結果は敗戦となったが、悲しみに暮れる間もなく大切な友人を亡くしてもなお平塚のピッチに立ち、誇り高く戦った選手を称えたい。最終節の終了後、大阪の空を見上げたとき湘南の残留を彼に報告したい。
(ベルマガ編集部浜地)
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