戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2022.08.27

国府津駅
西側ロータリーが開通
駅周辺の渋滞緩和に期待

  • 駅前広場を左折する車両

 小田原市が2021年末頃から進めていたJR国府津駅西側の拡張整備が完了し、8月23日に供用が開始された。20分間無料の駐車場(12台収容)を新設し、ロータリーを西側に延伸させたことで、同駅周辺で慢性的に発生していた渋滞の解消が期待される。

 国道1号から入場する車両は、駅前広場を左折して同駅西側を迂回することとなる。市の担当者は「朝夕は駅前が車で埋まってしまうので、無料で利用できる駐車場も有効に使っていただければ」と話している。

 歩行者と車両の動線が変わることから、交通誘導員が駅前広場入口に2週間程度、駐車場出入口に2カ月間程度配置される。近隣住民は「良い事業だと思う」としながらも、「昨日まで通れていたところが通れなくなる。入口を右折してしまう人もいるのでは」と一抹の不安をのぞかせた。

 整備を進めるにあたり市は、安全性や利便性の向上のため、市民や警察などと協議を重ね、ロータリー内の道路拡幅や、歩道への屋根の設置など一部意見を反映させた。供用開始日の記念式典で守屋輝彦市長は「県や警察、地元の自治会などの協力を得て進められた。国府津が新しく生まれ変わり飛躍することを期待する」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS