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公開日:2026.07.11
小田原市 小中学校体育館に空調導入 先行の白山中で体感会
公立小中学校4校の屋内運動場(体育館)への空調設備先行導入を進めていた小田原市が7月2日、導入校の白山中学校で空調体感会を実施した。加藤憲一市長や栁下正祐教育長、設置事業者らが設備の効果を確認した。
同市ではこれまで、公立小中学校の屋内運動場に空調設備を設置しているところはなく、小中学生の熱中症対策や災害避難拠点としての環境整備を進めている。2026年度から桜井小、下中小、白山中、鴨宮中の4校で空調設備の先行導入を決め、7月1日から稼働を開始した。
4校で導入されたのは、「置換空調方式」を採用した空調機。空気をかき回すことなく床付近から効率的に冷やす仕組みで、バドミントンなどの競技に影響を与えず、災害時のテントといった障害物による場所の温度差も起こりにくいといった特徴があるという。
床面積約600平方メートルの白山中体育館には6台を設置。体感会では稼働後20〜30分で、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を下回る適温に達することや、室温を徐々に低下させる効果が実証された。
加藤市長は「近年の気温上昇は授業や災害拠点への課題があった。4校での検証を進め、次年度以降に役立てたい」と話し、栁下教育長も「安全で健全な発育に役立ち、質の高い教育につながる」と期待を述べた。
空調設備の稼働1時間あたりの電気料金は約1000円。運営費用について、市は受益者負担のあり方を含めて検討するとしている。今後は同機器の効果などを検証し、他校への導入機器なども検討。29年度末までに、公立小中学校の屋内運動場への空調設備導入を予定している。
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