小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2026.02.28
小田原市小台自治会
デジタル回覧板 3月から運用
情報取りこぼしのない地域づくり
顔の見える関係づくりや地域防災などに取り組む自治会組織だが、全国的に加入率の低下が課題となっている。役員業務の煩わしさなど、加入をためらう足かせを軽減させようと、小田原市内の自治会では運営の効率化を進める動きもある。
小台自治会(内海勇会長・約340世帯)では情報伝達の効率化など、地域づくりの一策として、3月からデジタル回覧板の運用を開始する。
導入を進めた永尾一以副会長は、東日本大震災を現地で被災。その経験から情報のスピードと正確さの重要性を痛感し、2023年の小田原移住後、近隣事例を研究し内海会長や岩崎豊副会長らと準備を進めてきた。
デジタル版は家族間での情報共有が容易で、不審者や避難情報などの緊急周知に強い。岩崎副会長は「行事の見返しに便利」、内海会長も「役員資料の共有など、必要な人に情報を届けたい」と期待を寄せる。
永尾副会長は「まずは一歩踏み出し市内に波及させたい。将来は集金業務なども取り入れ、負担を減らせれば」と、情報の取りこぼしがない地域づくりを見据えている。
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