小田原高校出身のよしもと芸人で、大井町役場の特命・笑顔特派員を務める「スベリー・マーキュリー」こと、スベリー杉田さん（37）＝南足柄市出身が、やはり「そわそわ」していた＝写真。
伝説のバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリー（享年45）の生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が11月９日に公開され、17日間で約１７０万人を動員した。
スベリーさんのもとにも配給会社による公式プロモーションへの出演依頼が２度あり、「これを機に人気が出てほしい」と願う地域のフアンも少なくないはずだ。
早稲田大学の在学中に吉本興業の芸人養成所（ＮＳＣ）を卒業してデビューしたスベリーさんは、２０１６年に大井町笑顔特派員に任命され、県西地域の幅広い世代から人気を集めている。
それまでの芸風はフレディのモノマネが中心だったが「クイーンを知らない人たちにも笑顔を届けられる」ことを大井町で学んだ。
公開前の試写会を含め「４回観て４回泣いた」というスベリーさんは「あと４回は観る。できれば地元の皆さんと一緒に観賞したい」と意気込む。
『ボヘミアン・ラプソディ』を上映中で、撮影に協力してくれた小田原コロナシネマワールドの三輪博己さんは「スベリーさんにはぜひ応援上映に来て盛り上げてほしい」とラブコールを送った。同作はＴＯＨＯシネマズ小田原他でも上映中。
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