秦野市消防本部に4月1日、「秦野市消防署特別救助隊」が発足した。それに先立ち、救助工作車が新たに配備され3月1日から運用が開始された。また、同車両は4月1日から市では初の緊急消防援助隊車両となり、大規模災害等が発生した場合に被災地に派遣される。
秦野市消防署特別救助隊は、火災や交通事故等をはじめ、自然災害、震災といった大規模災害まであらゆる災害の人命救助事案に対応する部隊となる。隊員は高度な知識と技術を駆使する「人命救助のスペシャリスト」で、中村賢一隊長と加藤茂隊長の指揮の下、16人の隊員が24時間体制で勤務にあたる。
もともと隊員らは同署救助隊として活動していたが、車両と資機材の充実が図られたことにより、「特救隊」に格上げされた。
新たに配備された救助工作車は、従来より車内空間が広く確保されており、出動中に隊員の装備や資機材の準備が行えることから、災害現場到着後に素早く活動を開始できるという。
中村隊長は「市民の安心と安全と確保するため、新しい車両資機材を有効活用し、不屈の精神で任務を遂行したい」と話している。
特救隊発隊式と新車両見学会
特別救助隊の発隊式が4月7日(金)、午前9時半から10時半に市消防本部屋外訓練場で行われる。式典の他、車両や救助用資機材の見学等も予定されている。一般の見学自由。
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