神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2015年4月23日 エリアトップへ

親子の写真クラブ「たまプラーザフォトデイズ」を主宰する 野村 美都さん 宮前区在住 38歳

公開:2015年4月23日

  • LINE
  • hatena

温もりを切り取って

 ○…たまプラーザで「ママ写真部」を作りたい――そんな夢がかなったのは1年前。自宅で開く教室では手狭になり、友人を誘って始めたのが「たまプラーザフォトデイズ」だ。2カ月に1回、親子対象の写真講座やアルバム作りを行う。「助け合いながら続けてこられた。負担にならないよう、スタッフも楽しむのが大切」とやわらかに微笑む。

 ○…出身は三重県四日市市。幼い頃、3日とあけず写真を撮ってくれた母の影響か、幼少期からカメラ好きだった。「2歳頃の写真に、おもちゃのカメラと写っている」。中学、高校と写真部に所属し大阪芸大写真学科に進学。高校の頃「祖母のいない夏」をテーマに、亡くなった祖母の家を撮影しコンテストに入賞したことも。「心の動きを写したくて。審査員には『高校生らしくない。明るい写真を撮りなさい』って言われた」と苦笑い。「写真は悲しみも吐き出せる、ダイレクトに気持ちが伝わるツール」。そう信じてやまない。

 ○…写真教室の講師を務め10年以上。初心者も楽しいイメージで始められるようにと思いを巡らせる。肩肘張らずに身近な場所を切り取る「おさんぽ写真」を提案し、撮影時には盛り上げ役も買って出る。「撮ることの印象がよくなったって言ってもらえて。これが私にできることだって」。写真を使ったアルバム作りの楽しさを伝えるアルバム大使として活動するほか、アートユニットを組み、母と子が楽しめる撮影イベントも来月に予定している。

 ○…夫と2歳半の息子と3人で暮らす。「この20年、夢中になってポートレートを撮ったことなんてなかった」と、幼い息子の存在に目を細める。あっという間の2年半、親子の時間にカメラがあることがどれだけ貴重か、身を持って知った。くるくる変わる子どもの一瞬を捉えるには「スマホが一番」ときっぱり。「日々の中での写真を撮り続けたい」。爽やかな風をまとい、ふわりと笑った。
 

青葉区版の人物風土記最新6

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

加藤 良次さん

4月に横浜美術大学の新学長に就任した

加藤 良次さん

青葉区在勤 66歳

4月11日

鎌田 純さん

3月19日付で青葉警察署の署長に着任した

鎌田 純さん

市ケ尾町在住 58歳

4月4日

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook