横浜緑ボーイズは6月20日、「第46回日本少年野球選手権大会 神奈川県支部予選」決勝戦に臨み、8対6で横浜泉中央ボーイズに勝利。創部3年目にして、初となる選手権大会への出場を決めた。8月に大阪府で行われる同大会で、中学生の頂点の座へ挑む。
神奈川から2チームが出場する「日本少年野球選手権大会」。横浜緑ボーイズは、A代表の座をかけ、横浜泉中央ボーイズと決勝戦で顔を合わせた。
試合は最終回(7回)までリードを許す苦しい展開。しかし、そこから逆転し、さらに同点とされ迎えた延長戦の9回、再度リードを奪い、相手の反撃を凌ぎきり、創部3年目で初となる全国大会への切符を掴んだ。
昨年・一昨年の同大会は初戦敗退だった同チーム。今大会に関して、同チームの金子真吾代表は「1回戦がポイントだった」と振り返る。1回戦は初戦特有の緊張感もあり、6回まで0対0の同点。キャプテンの中村太耀君(中3)が、均衡を破るタイムリー二塁打を放ち試合を決めた。金子代表は「初戦に底力、意地を見せてくれた」と話す。
文武両道で進む
横浜緑ボーイズの練習は週6日。若葉台スポーツ・文化クラブ(旧若葉台西中学校)=旭区=を活動拠点にしている。平日は週4日、そのうち週2日は50分×3コマの勉強に充てる。また、創部時から指揮を執るのは、プロ野球のオリックス・バファローズなどでプレーした斉藤秀光監督だ。
斉藤監督は「選手は全員が我が子。練習、トレーニング、勉強、休息、すべてやらなければいけない」と語り、「(全国大会出場は)積み重ねの結果。初勝利を目指し、一つでも多く勝てるようにしたい」と、気持ちを引き締める。
中村君は「『神奈川の中で一番長い夏にする』を合言葉にやってきた。今度は全国の舞台で一番長い夏にできるよう、チーム一丸で頑張りたい」と話した。
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