港北区版 掲載号:2012年2月23日号

地域公共交通マイスターとして活動する

清水 弘子さん

大曽根在住 54歳

住民の理想を具体化し、提案

 ○…坂道など交通が不便な地域に対して、改善策をアドバイスする「地域公共交通マイスター」として神奈川県内を飛び回る毎日を送っている。交通不便を感じる住民に、バスルートの作り方や他地域の事例紹介などを行うことで、新たな交通手段づくりの手助けをしている。「住民の方に、自分たちでできるということを伝えるだけ。主役は皆さんです」

 ○…大和市で2008年に関わった乗り合いバス運行開始までの支援を「移動サービス」を推進するNPOが評価、関東運輸局に「マイスター」として推薦し、同局に認定された。首都圏でわずか13人しかいない”狭き門”だ。高齢者や障害者が「移動の自由」を実現するために始めた、自身が中心となって立ち上げたNPOでの活動が根底にある。「外出することによって、人が元気になることを教えてもらいました」。目的地への送り迎えだけでなく、一緒に美術館や買物にでかけることも。「ウキウキしていらっしゃる姿を見るのは本当にうれしい」と笑顔になる。

 ○…昨年運行スタートした「菊名おでかけバス」にも協力した。菊名地区の周辺住民によるコミバスづくりは、大型バスの試運転などを繰り返していたが、採算面などが合わずに壁にぶち当たっていた。「まず『できることから始めましょう』とアドバイスしました。車はどのように調達するかなど、理想を具体化していった結果が運行開始につながりました」と冷静に分析。「菊名の方々の運行への情熱はすごかったですね」と目を細める。

 ○…「お母さんがやることなら協力するよ」。夫と3人の子どもの支援のおかげで、活動を続けられてきたという。初孫誕生の声を聞くことが今の楽しみだ。「公共性の高い移動サービスの認知度が低いのが残念。マイスターの活動などを通して、みんなにその良さ、意味深さを知ってもらいたい」。キッパリと語る姿が印象的だった。
 

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