横浜市内で2台目となるCD‐I型の消防ポンプ車(日本機械工業(株)製)が東山田連合町内会に導入され、3月24日、東山田公民館で入魂式が執り行われた。関係者が見守る中、地域の安全・安心を担う頼もしい1台がお披露目された。
都筑消防団第4分団・第3班としては3台目の消防車。これまで20年使用してきた車両が老朽化し、2年前から購入のための準備をしてきた。
新しい車両は横浜市内では鶴見区と都筑区の2台のみ。貯水タイプではなく、揚水タイプのポンプ車となっている。
入魂式では多くの関係者が祝辞を述べた。同連合町内会の八木洋会長は「この消防車は町内会で1846件の寄付があって導入できた車両。大勢の方の熱い気持ちの現れでもあります」とあいさつ。続いて、都筑消防署の松田康博署長は「東日本大震災から1年が経ちました。全国的には津波のニュースが目立ちましたが、その裏では286件の火災が発生していました。これからは地域を安全、安心にしていこうというみなさんの結集の力が大事だと思います。地域の声が文字通り火事場の馬鹿力となり、いざという時の災害に対応できればと思います」などと話した。
式典では鍵の贈呈式も行われ、第4分団第3班の原木浩国班長に手渡された。
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