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瀬谷区 人物風土記

公開日:2011.12.15

瀬谷区神社総代会の会長を務める
金子 佐久三さん
二ツ橋町在住 79歳

二ツ橋のことなら何でも



 ○…前会長の引退にともない2010年から会長を務める。加盟する瀬谷区内9神社で行く正式参拝旅行は1年おきの実施。昨年9月に伊勢神宮を参拝した。各神社から宮司、総代ら数名が参加し、バス1台借り切って総勢40人ほどの一泊旅行。毎年7月は総会、9月は各神社での例大祭などで多忙を極める。「会の運営を滞りなく進めていくのが一番」とやさしい口調で話す。



 ○…実は今年の9月に1ヵ月ほど入院していた。生まれて初めて経験した病院での毎日。しかも、ちょうど多忙を極める時期だった。自身が総代を務める二ツ橋神明社の例大祭も重なってしまった。「車椅子出すから神社まで来いって言うんだよ。”冗談じゃねえよ”って言ってやった」と笑う。こうした笑顔のやりとりが日常を彩る。



 ○…昭和7年瀬谷生まれ。農家として今でも現役だ。戦時中、父親が召集されてから、中学生の身で父親の代わりに各所に顔を出すようになり、今ではすっかり”瀬谷の生き字引”に。国勢調査の調査員を長年務めるなど「昔のことはこの人に聞け」が合言葉のように。幻の二ツ橋駅のエピソードを問うと「廃止になってからもしばらくはホームが残っててな。運転手も車掌も知り合いだったから、減速してもらってホームに飛び降りたもんだよ、ハハハッ」と古きよき時代の逸話を披露。聞けば聞くほど次々とエピソードが飛び出し、話す姿はとても楽しそう。周囲の人々と語り合うのが何よりの健康法なのだろう。



 ○…最近のお気に入りは占い。「どこで見てもらっても同じ答え。”一生涯大金は持てません””お気の毒な方”だって。ハハハッ」と笑い飛ばす。若い頃から消防団や農協の役員などで地域貢献。記憶力は今でも抜群だ。「駅があった時代の二ツ橋は瀬谷の先端を走ってた。戦後は芝居を見る劇場や呉服屋もあった。賑やかだったねえ」

 

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