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港南区・栄区版 公開:2014年2月20日 エリアトップへ

災ボラセンター 公開訓練で役割PR 災害時の動き確認

公開:2014年2月20日

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指示を受ける参加者
指示を受ける参加者

 災害発生時の「災害ボランティアセンター」の機能や役割を知ってもらおうと、港南区災害ボランティアネットワークは2月14日、港南区福祉保健活動拠点で市民参加型の災害時ボランティア派遣訓練を行った。

 同センターは阪神・淡路大震災の際に、全国から殺到したボランティアがうまく機能せず、被災地が逆に混乱した反省から考え出された仕組みで、大規模災害時に各地から駆けつけるボランティアを被災地域の要望と結び付けて派遣することが役割。

 同センターを立ち上げる災害ボランティアネットワークは各区で順次発足しており、港南区では2011年2月に設立。現在は48人がメンバーに登録し、毎月定例会を行っている。

 災害時ボランティア派遣訓練は12年から年に1度行っており、今回が3回目。当日はネットワークのメンバー17人と、ボランティア役の市民10人が参加した。

 ボランティア派遣には現地の被災状況の調査など情報収集がまず必要となるため、センターの立ち上げは被災して数日後となる見込みで、今回の訓練も災害発生時から3日目の想定だ。

 センターに見立てた会場には受付から始まり、ボランティアを依頼する被災地域からの情報=写真下=や区内の地図の掲示、トランシーバーなど活動に必要な物資の提供や活動報告の窓口が設けられた。ボランティア役の参加者は質問もしながら、メンバーの話を興味深く聞いていた。

 参加したボランティア役の女性は「区内には高齢者も多いので、訓練はとても有意義。練習していれば実際のときに役立つ」と話していた。また、メンバーの女性は「回数を重ねることで、毎回勉強になる」と訓練の必要性を強調した。

情報入手に課題

 災害時、より円滑にボランティアの情報を拾い集めるには各関係機関の連携強化も必要だ。同ネットワークの事務局となる区社協の担当者は「ボランティアを募集する被災現場からの情報は、すべて災害対策本部(区役所)に集められてからセンターに届けられるが、なかなか機関同士の話し合いができていないのが現状。実際の災害時はどう連携するか、今後協議していくことが必要」と話していた。

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