岩崎学園 学生が市HP手がける 医療情報ページ改善
横浜市の医療情報に関するホームページが3月29日、リニューアルした。改善に携わったのは、情報科学専門学校(岩崎学園)=神奈川区鶴屋町=のWeb技術科2年生(当時1年生)の4人。
ホームページ改善は、横浜市健康福祉局救急・災害医療課からインターンシップの一環として依頼を受けたもの。学生たちがページの改善点を洗い出し、デザインを一から作成。それらを市の担当者と直接話し合いながら、作成に取りかかった。完成までの期間は、昨年末から3月までの約3ヵ月間。キーワードは「幅広い世代の人に使いやすく」。参加した4人は「市のページは色使いなどのルールが決まっており、使う人の目線に立ったページ作りの大きな壁だった」と振り返る。また、膨大な情報量を簡易化するのにも工夫が必要だったという。学業の傍ら何度も話し合い、アクセス数の多い項目を手作りの挿絵で表示したり、掲載項目を整理して見やすくし、難しい言葉づかいを易しくした。
作成に携わった学生たちは現在、今回の経験を就職活動に活かしている。市の担当者は「評判も良く、今後も同校と協働でスマートフォン対応ページや医療情報アプリの作成も検討中です」と話している。
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