11月12・13日に開催される学園祭「瑞木祭」の実行委員長を務める 東(ひがし) 哲之(よしゆき)さん 産業能率大学3年 20歳
表情も心もクールに
○…おしゃれな服装と端整な顔立ちに目がいく。第一印象はクールな”イケメン”だ。あすから2日間にわたって開催される産能大の学園祭「瑞木祭」の実行委員長として準備に奔走してきた。「ついに本番。皆の協力で何とかここまで来ました」。震災の影響で準備期間が例年より少ないなか、37人の委員をリードしてきた。「来た人が楽しんでくれることこそ、私たちの喜び」。安堵と緊張をにじませた表情で語る。
○…小田原に2人兄妹の長男として生まれる。小さいころは内気な性格で「友だちと遊ぶより家の隅っこでブロックをいじるような子」だった。だが中学の時に参加した文化部の発表会で変わった。「事前準備から会の進行までをやり遂げた達成感がたまらなくて」。時に衝突しながらも仲間と協力し何かを作り上げていく喜びによって成長した。
○…高校では生徒会長を務めた。現在は委員長のほか、オープンキャンパスのスタッフとしても活動。趣味のロードバイクでは、バイト先の自転車店で知り合った30〜50代の大人たちとツーリングにも出かける。そんな社交性あふれる二十歳にとって理想の大人像は「冷静な自分を持ち続けられる人」。どれだけ意見が対立しても、どんなに困難な状況にあっても、自分なりの解決策を考え行動に移す。昨年以来、委員長として心がけてきた姿勢だ。「でも、僕はまだまだ」。時に熱くなり過ぎて周囲が見えなくなることもあるそうだ。
○…学園祭が終われば、いよいよ就職活動の季節を迎える。ぼんやりとではあるが、卒業後は機械関係の営業職を志している。「商品の長所や魅力を自分なりに考え、自分なりの言葉でしっかり伝えて買っていただく。それに挑戦したいんですよ」。冷静な自分を持ち続けられる営業マン―。自身の青写真を少年のような大きな声で語った。
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