神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2013年5月24日 エリアトップへ

第46代綾瀬市議会議長に就任した 出口 けい子さん 深谷南在住 63歳

公開:2013年5月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

気さくな相談相手のように

 ○…いつものように緊張感の漂う議会だが、今回はひときわ緊張していた。歴代初の女性議長誕生の瞬間。「大げさかもしれないけれど、就任が決まった2013年5月16日と17日で生活はガラリと変わりました」。重責からか、2日で2キロ痩せたが「私にはちょうどいい位」と笑い飛ばした。プレッシャーをも跳ね返す元気な笑顔で、議会に新しい風を送る。

 ○…綾瀬生まれ、綾瀬育ち。街並みは刻々と姿を変えてきたが、緑豊かな街並みが昔も今も大好き。所属する党から「やってみないか」と声をかけられたことがきっかけで議員に立候補したのが14年前。「普通の主婦」から転身し、たくさんの場所へ足を運び、人と話し、学び、身近な声を行政へと繋いできた。天真爛漫でなんでも話せるフランクさが持ち味。取材中も多くの人が声をかけていった。「私を議員にしてくれた皆様に感謝して役目を果たさなくちゃ」。謙虚にいることは自分に決めたルール。

 ○…中学から社会人までソフトボールに打ち込んだ「体育会系」。中学時代は県で優勝、高校時代は県ベスト3の強豪でキャプテンも務めた。人の意見を集め、言いたいことは言う、さっぱりとした性格は女子高の後輩から手紙をもらうほど。「困難を乗り越えた分、やればできる」。精神力や体力など、今もスポーツマンの顔が時折のぞく。

 ○…7年ほど前、ある小学生の母親から、アレルギーによるショック症状が出た際の緊急注射「エピペン」を、法律上、本人か家族しか打つことができないことを相談された。「学校で症状が出れば、本人しか打てない。教員が打てるようにできないか」。県内の母の会と繋がり、情報を集め、ついに厚労省へ乗り込んだ。「綾瀬の1人のお母さんの声をきっかけに、法律だって変えられた」。やればできる。注目される「初の女性議長」も、持ち前の明るさと強さで「やりぬきます」。笑顔いっぱいに決意を話した。 
 

綾瀬版の人物風土記最新6

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月10日

引地 純さん

綾瀬青年会議所の第41代理事長に就任した

引地 純さん

落合南在住 39歳

1月1日

渡井 和夫さん

綾瀬市園芸協会の会長として農業振興に取り組む

渡井 和夫さん

上土棚南在住 60歳

12月13日

齋藤 悦子さん

綾西地区でフォークダンスと民謡を教えている

齋藤 悦子さん

綾西在住 76歳

11月29日

太田 淑夫さん

会長として綾西自治会の50周年に立ちあった

太田 淑夫さん

綾西在住 67歳

11月15日

加藤 功さん

吉岡買い物支援ツアーを立ち上げた

加藤 功さん

吉岡在住 74歳

10月18日

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク