昆虫は「樹液」がお好き 町郷土資料館で企画展
愛川町郷土資料館で、7月20日(金)から8月31日(金)まで企画展「樹液酒場の昆虫たち」が開かれる。期間中は昼夜に分けて樹液に集まる里山の昆虫を標本と写真で紹介する。期間中は無休。
貴重な資料や写真が観覧できるとあって毎回人気の郷土資料館企画展。今年は夏休みにあわせ、子どもたちに人気のあるカブトムシやクワガタをはじめとする昆虫写真展。
展示は単純に昆虫を紹介するものではなく、昆虫たちにとって「出逢い」や「狩り」の場になっているという樹液にスポットを当てていく。
昆虫たちが集まる樹液付近では、昼夜、求愛行動や昆虫同士の対決などが繰り広げられており、展示ではその一端を垣間みることができる。
また、シロスジカミキリがコナラを食害する様子を通じて樹液が出る仕組みについても迫る。
資料は同館職員が撮影したもののほか、町内団体等の協力で標本約60点、写真50点。
問い合わせは愛川町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。
夜のガイドツアーも
夜の昆虫観察会が8月4日(土)、田代のクヌギ林で開かれる(雨天順延)。午後8時から9時頃まで。
夜行性の虫たちは、日没直後の数時間が活動のピーク。愛川町郷土資料館学芸員の藤田裕さんを講師に、樹液に集まる昆虫とその攻防を観察していく。
当日は、愛川町農村環境改善センター駐車場に集合し、観察の後、午後9時頃解散予定。定員は15人(小学生以下は保護者同伴)。長袖・長ズボン・運動靴で、懐中電灯・虫除け・虫かご・帽子・水筒を持参。
参加無料、希望者は8月2日(木)までに愛川町郷土資料館へ。ただし、申し込み受付開始は7月21日(土)から。先着順で定員になり次第締切り。
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