十四歳の思いを発表 愛川町で「立志式」
愛川町で2月7日、町立中学校の2年生を対象にした「愛川町十四歳立志式」が開かれた。14歳を節目として、生徒たちに将来に向け新たな決意を持ってもらうことなど目的に始まり今年で46回目。
「十四歳立志式」は、かつて武家の男子が14歳から15歳になると成人に達したことを示す「元服式」が行われていたことにちなみ始まった町の恒例行事だ。今という時間を成人になるまでの準備期間として、これからの生き方を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められている。当日は町立中学校の2年生440人のほか、保護者や学校関係者らが出席し、生徒たちから発表される今の思いに耳を傾けた。
式典冒頭、挨拶に立った森川絹枝町長は「1月に皆さん全員に職場体験をしていただきました。働くことの大切さや社会人のマナー、人と人とのふれあいを体験し、学んだことは必ず将来の糧になると思います。どうか、自分が志した道を着実に歩んでほしい。一日一日を大切に、精一杯頑張って下さい」とエールを送った。
中学生たちは学校ごとにステージに登壇。「わたしたちの誓い」として、学校生活の1コマ1コマを切り取ったスライド上映をバックに「夢を持ち続けたい」、「自分だけでなく、人のために力を出せる大人になりたい」など、14歳の自分たちが両親や友人、先生へ抱く感謝の気持ちなどを披露するとともに、思いをのせた全員合唱を発表した。
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