2月14日(日)に開催される第70回市町村対抗かながわ駅伝競走大会に、清川村が21年ぶりに出場する。清川村、真鶴町、湯河原町の合同チームで、清川村からは工藤大地選手と村上修斗選手が出場する。
県内各市町村の代表が秦野市中央運動公園から県立相模湖公園までの51・9Kmを7人でつなぐ同大会。1947年に「郡市対抗駅伝競走大会」として始まり、第50回大会から、現在の市町村対抗の大会になった。
清川村は、かつて郡市対抗の時代に愛甲郡チームとして選手が出場していた。しかし、市町村対抗となってからは、出場選手7人と補欠選手4人の確保が難しく、エントリーできない状態が続いていた。
最後の出場から21年となる今年、節目の70回大会ということで県から3町村合同チームでの出場の呼びかけがあり、村では出場に向け準備を始めた。
推薦で選ばれたのが、工藤選手と村上選手だった。
工藤選手は村立緑中学校2年生。学校では陸上部に所属し、得意距離は1500m。出場について「かながわ駅伝という大きな大会に出ることができるのは、今まで頑張ってきた結果だと思います。なかなか出場することができない貴重な機会なので、村の代表として、自分の走りを頑張りたい」と意気込む。
村上選手は東京学芸大学1年生。現在は都内在住だが、緑小学校4年生の頃から「やまびこマラソン」に参加し、緑中学校でも陸上部に所属した。厚木高校でも陸上部で活躍し、同大学でも陸上同好会に所属。ほぼ毎日トレーニングで走り込んでいる。かながわ駅伝の出場は昔からの悲願だったという。「一流の選手が集まる大会としていつか出たいと思っていた。当日は力を尽くしたい。将来的に、清川村単独で出場する第一歩になれたらとも思う。弟も陸上をやっているので、兄弟でかながわ駅伝を走れたら」と夢を語る。
出場する区間は、工藤選手が第1区で、午前9時に秦野市中央運動公園をスタートする。村上選手は第5区で、午前10時11分頃に厚木市及川の八幡神社前交差点(第4中継所)をスタートする予定。
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