半原小学校で1月18日、1年生児童を対象にした昔遊びの体験授業が行われた。同校で17年続いている恒例イベントで、地域の高齢者たちが凧あげや竹馬、お手玉など、様々な昔懐かしい遊びを指導した。
この日は、同校の1年生児童45人が参加。地域の長寿会メンバー20人が指導役となって、昔遊びの手ほどきを行った。
校庭では、凧あげと竹馬が行われた。晴天微風と凧あげには好条件だが、慣れない凧に児童らも苦戦。最初は風をとらえられず、引きずって走ってしまうなど失敗も続いたが、指導を受けて徐々に凧が青空にあがり始めた。時折吹く風をとらえた瞬間には凧が大きく舞い上がることもあり、児童らは夢中になって校庭を走っていた。
同じく校庭で行われた竹馬は、シンプルながらバランスが重要。揺れる竹馬を高齢者が支えながら、児童らはコツを掴む練習を重ねていた。
また、体育館ではお手玉や竹トンボ、メンコ、コマ、あやとり、ビー玉など室内での遊びも行われた。
それぞれにコツがある昔遊びに児童からは「難しい」との声もあったが、全身を使う楽しさと徐々にできるようになる達成感を感じながら、昔遊びの魅力を学んでいた。
同校では「昔遊びを習う子どもたちの笑顔はもちろんですが、教えているおじいさん、おばあさんの笑顔を見ると、伝統をつなぎ、地域の人とのふれあいを深めるという意味でも、長く続いて欲しいと思います」と話す。
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