葉山警察署は23日、大震災による津波警報が発令された場合を想定した総合警備訓練を実施した。
訓練では過去の震災で避難誘導中の警察官が数多く死傷したことを教訓として新たに車両誘導規制板を作成。黄色い看板に「津波警報発令中 海岸方面通行禁止」などと表示し、災害の際に標高の低い場所にある交差点などに設置することで運転者に避難を呼びかける。また当日は幼稚園や老人ホームなど要援助がいる施設を署員に周知させる図上訓練を行ったほか、AEDやエンジンカッターなどの操作訓練、留置人の避難誘導訓練、発電機による信号復旧訓練なども合わせて実施した。同署の小田康行署長は「約束事を予め決めておくことが災害時の迅速な対応の鍵。こうした訓練がいざという時に役立てば」と話した。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|