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藤沢版 公開:2017年10月20日 エリアトップへ

海岸150Kmをゴミ拾い 8日間で89カ所目指す

社会

公開:2017年10月20日

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ビーチクリーン駅伝の代表を務める五十嵐さん
ビーチクリーン駅伝の代表を務める五十嵐さん

 辻堂在住の五十嵐実さん(50)が代表を務める「湘南クリーンエイド倶楽部」が、県内の海岸沿い約150Kmを、東から西へゴミ拾いをする「ビーチクリーン駅伝」を開催する。明日10月21日(土)から8日間で踏破を目指す。

 横須賀市の走水海岸から、湯河原町の千歳川河口まで、(公財)かながわ海岸美化財団が管轄する89カ所の海岸で、ゴミ拾いに使用するトングを襷にみたて、ビーチクリーンをつないでいく。

 期間中は、拾ったゴミやペットボトルの本数を集計しフェイスブックにアップし、知られていない海の環境やゴミの多さを発信していく。また、県内で同じ環境保全活動を行っている団体や個人に参加を呼びかけ、交流を持つきっかけ作りにしたいという。

 2年前にメンバーの1人の浜田直明さん(54)が、「交流の少ない県内の活動団体と知り合いになりたい」と海岸を回るビーチクリーンを企画し、友人と挑戦したことが契機になっている。浜田さんは6日間で43カ所を制覇。その活動をSNSなどで知った多くの人々がゴミ拾いに参加するなど反響も大きかった。

 今回、五十嵐さんがその意志を引き継ぎ、全ての海岸を8日間で回る駅伝の企画を立案した。主に実行委員を中心に活動を行うが、「海を大切にする心を繋ぎたい」と参加者も募集している。「ビーチクリーンは、海を身近に感じることができ、健康にも良い。多くの方に参加してほしい」と呼びかけている。

捨てるは品格拾うは徳

 五十嵐さんがビーチクリーンを始めたのは4年前。波打ち際をジョギング中にゴミの多さが気になり、走るのを中断し拾い始めた。「ゴミを残して走り去ることが、とても気が引けた」という。

 それから、毎日のように海でゴミを拾うように。SNSから立ち上がった湘南クリーンエイド倶楽部は、会員約5700人にのぼる。「ゴミは、捨てるは人格や品格、拾うは徳といわれている。拾うことが楽しい」

 参加申込み、問い合わせは、五十嵐さん【携帯電話】090・6005・6627、【メール】igarashi@cleanaid.jpへ。活動報告はフェイスブック【URL】https://www.facebook.com/groups/shounan.beachclean.club/で閲覧できる。

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