鎌倉市議会事務局が、同局長の2009年度人事評価資料として、議長や市議の了解なしに全市議の活動を評価していた問題で、同局長は、今月4日の議会会派代表者会議で陳謝した。
同局長が、自身の実績評価のために掲げた4つの目標(09年6〜7月に職員課に提出)の内、「議員の資質向上」「議員の自立性の向上」が問題になった。
前者は、10項目で議員を評価し数値化、全議員の傾向を割出すことで研修メニューに役立てようとした。項目には「議長を尊敬し、議会の秩序を守っているか」「住民の真の代弁者として、自己の研鑽を怠らない」などが並ぶ。後者の目標は、政務調査費の誤記載等をチェックするというもの。いずれも、最終的には議員を特定できない形で集約したという。事務局長は今後、この2つの目標は取り下げ、新たに設定するとした。
市議の1人は「市民を代表する議員を、市職員が秘密裏に評価するのはおかしい」と指摘した。
この目標設定は、09年度実施の部次長職の実績評価試行に伴なうもの。
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