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公開日:2012.02.02

農産物に新たな流通拠点
JA全農青果センターが稼動へ

  • 稼動を控える神奈川センター

 東八幡のJA全農営農技術センター跡地で建設されていた、JA全農青果センター株式会社(本社/埼玉県)の神奈川センターが23日、本格稼動を始める。



 同センターは、全国から野菜や果物などを仕入れて低温倉庫で鮮度管理し、百貨店やスーパーなどに直接販売する。卸売市場を経由させない「市場外流通」で、産地と消費者の双方に利点のある流通網を目指す。



 敷地面積は約4万6千平方メートルで、建物の延床面積は約3万9千平方メートル。夕方から夜間にかけて荷受し、5℃・10℃・15℃前後で保管できる冷温庫などで鮮度を管理しながら、翌早朝の出荷までに荷捌する。取引先のニーズに応じ、青果のカット加工や商品の包装加工も行う。



 同社では、埼玉県や大阪府でもセンターを運営。神奈川センターの開設は、大和市にあったセンターを閉鎖し、移転させたもの。「圏央道が開通すれば、寒川のインターチェンジから八王子方面まで高速でつながる。北関東や東北、甲信越から都心を経由しないルートは利点で、商圏の拡大も見込める」(同社担当者)と、交通の利便性も移転の大きな魅力となった。



 同センターでは、3年後500億円の取扱高を目指す。地場農業のサポートや消費者への即売会、学校の社会見学の受け入れ、災害備蓄の協力などにも前向きで、「地域とタッグを組んで運営していきたい」(担当者)としている。 

 

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