平塚版 掲載号:2013年5月9日号

タウンレポート

プラごみ発電でベルマーレPV(パブリックビューイング)

18日 OSCで異業種連携イベント

廃プラ油化カギは分別

 廃プラスチックを油化して発電機の燃料にし、湘南ベルマーレのパブリックビューイングを放映する「エコ発電でベルマーレを応援しよう!プロジェクト」が、18日にOSC湘南シティで行われる。リサイクル運動を地域の賑わい創出につなげようと、異業種が手を組んだ。

 プロジェクトに参加するのは、OSC湘南シティと、市内で油化装置を製造販売するブレスト、ポリプロピレン(PP)製のリサイクルカップ3万個を提供した旭化成パックス(東京都)、湘南ベルマーレなど。OSCで分別回収したリサイクルカップを事前に油化し、発電機を動かしてパブリックビューイングを映し出す試みだ。

 ゴールデンウィーク期間中、OSCはフードコートの飲料水カップをPP製カップに取り換え、来店客は専用ボックスで分別回収に協力。集まったカップ約60キロと、同時に提供を呼びかけたボトルキャップ約5キロ(7日現在)が、当日の燃料となる。

 プロジェクト代表を務めるOSCの井上智広さんは「自発的に協力してくれるお客様が多く、エコ意識の高まりを感じた」と話す。施設から出る資源ごみが目に見える形で再利用されることで、リサイクルへの関心につなげたいという。

 ブレストの油化装置は、廃プラスチック1キロあたり約1リットルの混合油を生成できるという。当日は、ドイツ企業と開発した発電機を会場に設置し、3台のモニターでベルマーレの試合を来場者に楽しんでもらう。

 ブレストにとって今回のイベントは、プラスチックの油化に必要な分別回収への理解を深めてもらう目的もある。

 装置で油化できるプラスチックは、PPとポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)の3種。例えば、ペットボトルのキャップと外装フィルムは油化できるが、ボトル本体は油化できない。

 同社は分別やリサイクルの啓発に向け、全国の学校などで油化装置の実演を行っている。伊東昭典社長は「まずは、ごみの分別に対する臭い、汚いといったイメージを変えることが大切」と強調する。

 プロジェクトを契機に、エコ発電による地域貢献にも関心を寄せる。七夕まつりの会場で消費される飲料カップをリサイクルカップに統一し、油化装置と発電機で七夕飾りをライトアップする構想だ。伊東社長は「CO2削減やリサイクル活動を、市民と協働しながら展開したい」と、平塚発の技術で循環型社会の実現を目指している。

 パブリックビューイングは18日午後4時50分から7時。2時からは卓上油化装置のプレゼンテーションも行う。■OSC湘南シティ【電話】0463・21・5111
 

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