停滞から飛躍へ【9】 意見広告 不祥事を絶ち、クリーンな行政を 大野しんいち
うやむやのままに?
小田原市立病院の不祥事で報道されているのは、手当の過払い問題と預り金の使い込みである。過払いについては外部調査委員会の報告書が提出されたが、いまだに責任の所在は明確にされていない。また預り金も使い込みが明らかになったのは6万円余だけで200万円を超える金額は、依然として不明のままである。これらの問題をうやむやにしておくつもりだろうか。
市民の安全が?
消防トップの人事、反響が大きく、足柄上では統合を見直すべきではないかとの声も上がっているという。
消防の件は、まさに市民の安全と直接かかわりのあることだが、市立病院の不祥事もまた市民の安全と大きく関わっているものがあるという。
内部告発の内容が、過払いだけではなかったことは、昨年9月議会で明らかにした。私の質問に対して、市長もその点は了解しており、違法性がないということで調査していないという答弁だった。しかし、告発の中には、市民の安全に深く関わりのある事項も含まれているということだ。
市長には、違法性の判断も含め告発の内容を外部委員会に調査させ、その結果を市民に明らかにする責務がある。
負の連鎖
消防では要望書署名者をトップに知らせ報復と疑われるような混乱を招いているようだ。
市立病院の問題でも告発者が当事者に知れてしまったと聞く。市長に対し意思を明らかにした人たちを窮地に追い込む方法では、負の連鎖を止めることはできない。
クリーンな行政を
告発者等の人権を保護し、公正な調査を行うため、独立性を持った外部委員会を設置しなければならない。また現在、市職員のみで構成されている綱紀審査委員会に弁護士などの外部の有識者を加え、市民の納得する処分を行い、クリーンな行政を確保するべきだ。
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