花車と神輿が町内を巡行 山北町 伝統の道祖神祭りで賑わう
華やかに飾り付けられた花車6台と神輿3台が川村囃子の音色とともに巡行する「道祖神祭り」が1月15日、旧山北町内(山北町山北地区)で開催された。
終戦後、全国的に山車を始末してしまう自治会が多かったとされるが、この地域では萩原庭、池田庭、鶴野田中庭、馬場田中庭、清水庭、宮万庭の6台が現存している。神輿は杉ノ木庭、梶山庭、宮下庭の3台が残っている。同地区の道祖神祭りのように、昔の形態が存続しているのは県西地区でも珍しいという。花車や神輿は昔からあるものが補修され大切に使われている。
この日は、各庭(自治会)を回った後に、山北体育館に集合。お祓い式で巡行の無事や五穀豊穣、無病息災などを祈願した後に、花車と神輿が旧山北町内を回った。
夕方には提灯に明かりが灯された花車や神輿が山北駅前に集まった。花車の中で子どもたちが奏でる川村囃子に誘われ町民が次々に見物に訪れ、観覧する人たちからは盛大な拍手が送られた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|