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医療現場レポート 寝ている間に呼吸が止まる!? 「睡眠時無呼吸症候群」の治療とは
最近、考えられないような状況で眠気が強くお困りの方、もしくは実際に眠ってしまい危険な思いをしてしまった方、または寝ている最中に「呼吸が止まっているよ」などと言われたことはありませんか。それはもしかすると、あなたの体に「睡眠時無呼吸症候群」という病気が隠れているかもしれません。そこで今回は大内病院の大内英樹院長に「睡眠時無呼吸症候群」について話を伺いました。
―この疾患はその名の通り、寝ている最中に一定の時間や回数で呼吸が止まってしまう病気です。それに伴い低酸素状態となり、十分な睡眠が得られず日中の眠気や倦怠感、集中力低下を引き起こしてしまいます。このようなイメージは持っている方も多いと思います。しかし、そのような症状以上に重大な病態と関連していることをご存知でしょうか?実は高血圧や虚血性心疾患、不整脈、心不全、脳卒中のほか、突然死にまで関連があることが報告されています。そのために近年、各分野で注目を集めているのです。
検査方法は睡眠中に酸素飽和度や鼻の気流(呼吸状態)、脳波等を測定し診断をつけることが出来ます。診断がつけば持続陽圧換気という呼吸器の使用等の治療が推奨されています。
当院でも診断から治療まで行うと共に、ご希望により心疾患や脳血管疾患のリスクを把握するために心電図や心エコー検査、頚動脈エコー検査等を施行しております。以上のようなことが気になっている方は外来にご相談にいらして下さい。
取材協力/大内病院
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