緑区 意見広告
公開日:2020.08.13
「恩田川の強靭化対策を」
神奈川県議会議員・やなぎした剛
昨年の台風15号や19号に加えて、先月の熊本県を中心とした九州や中部地方を襲った豪雨により球磨川では50Kmを超える範囲で氾濫が確認されています。このように近年では大型台風やゲリラ豪雨などによる河川氾濫のニュースを耳にすることが増えました。
緑区内でも区内中心部を流れる恩田川において2013年9月、前線の影響で氾濫危険水位を超える水位を観測するなど、早期の河川整備を求める声が高まりました。
私は県議会議員として、区内を流れる鶴見川・恩田川をゲリラ豪雨や自然災害にも対応できる強い河川にするため取組んでおります。
恩田川では護岸改修工事や抜本的な治水対策を図るために、新たな遊水地設置の必要性を訴えて参りました。
県は18年度には遊水地設置のための現地調査を実施し複数の候補地を抽出し、比較検討を行いました。現在、事業用地を提供して頂く地権者の皆さんと順次交渉を進めており、今後も引き続き、ご理解とご協力を頂けるよう丁寧に事業を進めていきます。
設置場所は!
具体的な場所としては、八十橋の下流からテーブルガーデン手前までの小山町内で、約3・0ヘクタール、計画容量が約10・1万㎥の計画になっています。
また、遊水地が計画されている周辺にお住まいの方々には、どのような構造で生活環境には影響はないかなど、不安を感じる方もいられると思います。県では現在、設計の精査を行っており、今年の秋頃には地元の皆さんに詳細な構造等を示していく予定です。
今後も市民の生命財産を守るため、河川の強靭化に取組んで参ります。
柳下剛
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緑区鴨居5-6-3-103
TEL:045-936-0085
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