新港ふ頭で4月28日、5分間の花火
「横浜スパークリングトワイライト」
4月27日
緑区役所で9月9日、自治会役員を対象とした「緑区自治会担い手育成講座」が行われた。
同講座は、自治会活動の活性化と持続的発展に向け、担い手育成のヒントになればと区地域振興課が初開催したもの。
講座では、合同会社フォーティR&C代表で、地域活性化・まちづくりコンサルタントの水津陽子氏を講師に招き実施。水津氏は冒頭で「日刊紙などで自治会加入率の低下や担い手不足など『自治会活動の曲がり角』などと報道されているが、私は崖っぷちだと思っている」と持論を展開。その後は、10年連続で前年比増を記録する高齢者の就業率増加などにより担い手不足が顕著な現状を報告。また、子育て世代などの担い手候補の世代は「困った時に助け合える地域の絆や人とのつながりの必要性を感じている」など潜在的ニーズがあることを参加者に伝えた。その上で、副会長の数を増やすなど「役の負担を減らす」、「役割に応じた報酬」、班組の再編など「各種制度の見直し」などを提言。ITを活用した結果、広報活動の強化や役員同士の連絡強化を実現した他地区の事例も紹介していた。
グループワークでは各自治会町内会における悩みや苦労などの話を共有。「仕事をしながら会長を務めるなんて無理」、「若い世代以外の高齢者の自治会離れもみられる」などの話が交わされていた。
講座に参加した鴨居第二地区自治会の服部真人副会長は「各地区によって課題はさまざまだが、役員の高齢化や若い世代を取り込めないなど共通課題がある。有意義な時間になった」と話した。
|
|
|
|
|
|