緑区 教育
公開日:2026.09.10
創英大学看護学生、熊本を支援 災害医療に携わる
今年7月に発生した熊本地震の被災地支援に、創英大学看護学部の大島奏音さん(3年)と門間凛さん(2年)が携わっている。2人が参加しているのは、災害時の医療や防災に携わる医師や看護師、救急隊員などで構成される日本災害医学会の学生団体「DMAS」。新宿にある事務局で、避難者数や断水家屋数といった被災地の現状把握や、災害派遣医療チーム「DMAT」の派遣を調整する業務などに協力した。「医療だけでなく、水や資源などの振り分けも考える。本部の役割も重要だと思った」と振り返る大島さん。門間さんは「DMATが派遣されるまでが速くて驚いた」と被災地支援の最前線で学びを深めた。
心肺蘇生や応急手当の知識、技術を学び、ボランティア活動などにも取り組む創英大学の団体「TAAP」に所属する2人。特に災害現場での活動に強い関心があったことから、今年度からDMASに手を挙げて参加したという。
全国から約650人、関東支部は約250人の学生が集まる同団体。月1回の勉強会や日本災害医学会への参加のほか、実践的な演習を取り入れた合宿にも取り組んでいる。8月末に名古屋で行われた合宿では、南海トラフ地震が発生した時の被害を想定し、そこから支援方法を考えた。治療や搬送の優先順位を決めるトリアージ演習も行った。「医学部や薬学部、政策学部の学生がいて、全員が同じ熱量で同じものを目指しているのが良い」と他大学の学生と向上し合える環境にやりがいを見出す門間さん。大島さんは「DMASで得た学びを持ち帰って、大学やTAAP、地域での活動に広げていきたい」と話す。今後は、事前学習をして震災マップを作り、実際に被災地を巡って考えを深める企画を構想しているという。
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