大綱中学校(生出宏校長)吹奏楽部は、9月8日に茨城県で開催される「第25回東関東吹奏楽コンクール」に出場する。同部は7月の横浜吹奏楽コンクールを突破し、8月の神奈川県大会でも見事、金賞・代表に選出。現在、東関東大会へ向け、練習を重ねている。
顧問も、新任教諭に
市内でも強豪として知られる同部。これまで何度も東関東大会へ駒を進めてきたが、今年は部の発足以来、1年生まで含めても部員数49人と最少人数に。吹奏楽は、音量も重要な評価のポイントとなるため、部長の高橋ひなのさん(3年・トランペット)は「昨年の3年は30人弱。自分達の学年は20人弱と少なく、先輩たちがいなくなった後、部を引っ張っていけるか不安だった」と話す。さらに正顧問の教諭が新年度に異動。それに伴い副顧問ではなく、新任の佐藤聖也教諭が正顧問に。佐藤教諭は同部の練習方法などすべてが初めての中、周囲に聞きながら一つひとつ進めてきたという。「保護者会の強力なバックアップ体制と講師の先生の指導、子どもたちの頑張りでここまでこられた」と謙遜するが、高橋部長いわく「佐藤先生は何事も全力。影で先生自身もすごく努力しているし、部員の意見も丁寧に聞いてくれ、次第に不安はなくなった」
「特に本番に強く、底力を発揮する」と佐藤教諭が分析する『大綱サウンド』は、パワフルで明るい音が特徴。さらに今年の部のテーマ『響華』=写真=を、音で表現できるか、大会へ向け、挑戦は続く。
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