港北区 教育
公開日:2025.11.27
篠原中
「誰が悪い?」いじめ防止授業
篠原中学校(浜崎利司校長)で11月17日、「いじめ防止」を目的とした、特別授業が行われた。講師に弁護士の金田大助さんを招き、他校の教師らが10人ほど見学に訪れていた。浜崎校長は「法的な知見からみた”いじめ”とは何かを生徒たちに伝えることができたら」と話した。
金田さんは、二者間でのDVDの貸し借りが原因で、グループ内で仲間外れが発生した例を挙げ、登場するA〜Eの中で「誰が悪いのか」を生徒らに投げかけた。生徒たちは「謝らなかったAが悪い」「Aとの問題なのに他の人に言いふらしたBが悪い」など、捉え方は人ぞれぞれ。金田さんは「やられた人が心身の苦痛を感じたら、いじめ」と簡潔に説明。人の心の限界は外からは分からなく、法律では人の心が限界になる前に早く助けることができるよう、あえて定義を広く捉えていると強調した。
授業終盤では集団内での役割について説明。金田さんは「いじめは全員が『イエス』の空気を作るとエスカレートする。勇気をもって『ノー』の空気を作る。先生や親に相談する。いじめられている人に『味方だよ』と声を掛けることが重要です」と呼び掛けた。
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