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公開日:2026.08.27

不登校児の支援団体 旧阿久和小を居場所に ネットで整備費募る

  • 居場所として一新された図書室※法人より提供

    居場所として一新された図書室※法人より提供

 不登校児童・生徒の支援や居場所づくりに取り組む(一社)かけはし(泉区/廣瀬貴樹代表理事)が、閉校となった旧阿久和小学校(瀬谷区)の図書室を活用した新たな居場所づくりに関連し、インターネット上で支援を募るクラウドファンディングを展開している。期間は8月31日(月)まで。

サポート体制の充実へ

 2021年設立の同法人は、泉区を拠点に不登校の子どもを支援してきた。23年10月からは横浜市教育委員会の委託を受け、公設民営型の居場所「ハートフル西部」を泉区で運営している。

 廣瀬さんによると、瀬谷区内には不登校児童・生徒を支援する民間のフリースクールや公的な支援施設が無く、サポートを必要とする子どもたちが安心して通える居場所が不足している。

 ハートフル西部の登録者数(25年度・55人)も泉区が半分を占め、次いで旭区(14人)。瀬谷区は4人で、連携校も2校に留まり、支援が十分に届いていないのが現状だという。小学校教員として働いていた廣瀬さんは、「困っている子どもやご家庭が多いはずなのに、支援したくてもできない状況がある」と強い危機感を抱いていた。

 そこで、24年3月に閉校した阿久和小学校の図書室を2年間暫定利用する許可を市教育委員会から得て、今年度から新たな居場所づくりを開始した。毎週火曜日の午後1時15分から開所しており、定員10人の枠はすでに埋まっている。また、不登校の子どもや保護者が気軽に相談・交流できる「親子でほっとステーション」も毎月第4火曜日の午前10時から正午まで開いている。

8月末まで受付

 クラウドファンディングの目標金額は150万円。7月17日から開始し、8月24日朝の時点で105万7000円の支援が寄せられている。集まった資金は子どもたちが快適に過ごせるための環境整備費や、学習・活動備品の購入などに充てられる。支援に対する返礼品は活動報告書や子どもたちによる絵葉書、野菜収穫体験など。

 「かけはしとして、全力で瀬谷区の子どもたちが安心できる居場所づくりに取り組んでいきたい。そのためには皆さまのお力添えが必要です」と協力を呼びかける廣瀬さん。「さまざまな事情で声を上げられない子どもや保護者の『声にならない声』に向き合い、支援の輪を広げていきたい。ぜひ子どもたちのための居場所づくりに力を貸してください」と呼びかけている。

 クラウドファンディングの詳細は専用サイト(https://congrant.com/project/kakehashi/23577)から。問い合わせは廣瀬さん【携帯電話】090・2252・1080。

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