南北に4〜5Km、細長い区分が特徴の南瀬谷自治連合会。厚木街道と中原街道が交差する南台交差点付近は、瀬谷区内でも屈指の交通量があり、交通の要となっている。しかし一歩路地に入ると閑静な住宅街が広がり、同地区内に約3000世帯、1万人弱が住む。同連合会の澁谷悦旦会長が「他の地区もそうだと思うが、高齢者の方がやはり多くなってきた。昨年の震災の時もそうだったが、いかに高齢者の見守りをしっかりするかが大きな課題の一つ」と話すように、防災訓練に力を入れる。
横浜市の医療救護拠点に指定されている南瀬谷中学校を中心に毎年2回災害対策の訓練を行っている。
同校は昨年、瀬谷区で行われた9都県市合同防災訓練の会場の一つとして使用され約900人が参加。当日は医師などからなる医療救護チームが傷病者を重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定するトリアージや、AEDの取扱い、煙体験、簡易トイレの展示などを行った。体育館では瀬谷区が昨年、供給協定を結んだ段ボールベッドのデモンストレーションも行われ、多くの関心が寄せられた。
澁谷会長は「同訓練には初めて南瀬谷中の生徒が参加し、今までよりももっと地域密着型の訓練ができたと思う」と今後の訓練への手ごたえを掴んでいた。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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