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公開日:2011.04.07

花に込める温かい思い
瀬谷区内で唯一 カーネーション農家で出荷最盛期

  • 品種によって花を咲かせるスピードなど「それぞれ性格が違う」と広瀬さん。週に3回、1度に約1000本ずつ手作業で収穫していく。「買ってくれた人が喜んでくれることが一番嬉しい」と話す

  • 葊瀬さんが育てるスカーレットクイーンスーパー(左)・ひだまり(中央)・キッス

 母の日の花「カーネーション」。横浜市内でカーネーションの生産農家は3軒のみ。瀬谷区宮沢の広瀬雅仁さんがその一人だ。温室の中でふっくらと蕾をつけた色鮮やかなカーネーションが出荷最盛期を迎えた。



 カーネーションの最盛期は、卒業式や彼岸などがある3月から。花卉(かき)農家の広瀬さんは宮沢に約300坪の温室を構え、6品種・1万4700本のカーネーションを育てている。



 カーネーションの栽培は6月下旬から。苗を一つひとつ温室内の畑に植えていく。定植から10日程経った頃に、伸びた茎の先端の芽を切り落とす作業をする。一つの株から多くの花を咲かせるための作業で、茎の先端を切り落としてその部分の成長を止めることで、節から分かれる枝が成長していき、それぞれに花を咲かせる。



 「カーネーションは暑いより涼しい方が得意。気温が30度を超えると成長が止まってしまう」と広瀬さん。昨夏の猛暑はカーネーションにも影響し、「木があまり太らなくて生育が遅れた」という。室温の上昇を防ぐために天井用のカーテンで日差しを遮ったが、「今度は日照不足になってしまった」と試行錯誤を重ねた。温度や日照によってカーネーションがストレスを受けると、節と節の間が不均等に寸詰まってしまうなど「素直な木にならない」と話す。



 「咲かせるだけなら簡単だけど、自分の理想の花に育てるのは難しい」と広瀬さん。「木がしっかりと素直に伸びて、その品種の持っている本来の色を出すことが理想」という。



 広瀬さんのカーネーションは、横浜南部市場に卸しているほか、JA横浜瀬谷支店の直売所「ハマッ子」などで販売されている。

 

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